英語発祥の地、イギリス。 歴史を感じさせる街並みは、過去に思いを馳せられます。イギリスは伝統ある国のため、留学先としても人気の高い国です。 アメリカ英語やアジア諸国のクセがある英語ではなくイギリス英語、通称「ブリティッシュイングリッシュ」を学びたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。憧れますよね。 じつは、イギリスは教育に力を入れている国でもあります。イギリスに約100校ある大学のほとんどは国が運営する公立の大学。教育のレベルも高く、勉強のために留学するにはオススメの国なのです。 今回は、イギリスの大学がオススメな理由や大学の選び方、おおよその留学費用をご紹介します。 イギリスの大学へ留学を考えている方はぜひご覧ください。
大学進学準備、英語試験・アカデミック英語対策の塾・予備校をお探しなら 『ケドテック』 にご相談ください
各種英語試験対策やアカデミック英語対策の受講相談・お申込、お問合せはこちら。
目次
イギリスの大学がオススメな理由
イギリスはアメリカと比べても大学の数が少ない国です。アメリカは公立と私立を合わせて4500校以上(2年制を含む)ありますが、イギリスは100校程度しかなくそのほとんどが公立。 その結果、オックスフォード大学やケンブリッジ大学など世界的にも有名な大学がイギリスには存在しているように、大学の教育レベルは高くなっています。 またイギリスの大学に入学するためには、高い英語力と学校成績が求められます。IELTS(アイエルツ)という英語力を測る試験では最低でも6.0以上が必要です。 ・IELTS対策の最新マニュアルブログページはこちら ・IELTSの公式ページはこちら → IETLS公式ページ(英検) 入試はないため、英語力と高校の学校成績や課外活動などが合格には重要になります。 そのため世界から集まる応募書類の中から選ばれた人たちは、優秀な人ばかり。レベルの高い環境で学べますよ。 イギリスの大学に入学するのに必要なA-LevelやIB(国際バカロレア)の資格を持っていない人には、ファウンデーションコースという大学進学準備コースを受けさせるなど生徒の質をあげる制度も整えられています。 大学でしっかりと学びたい方には、イギリスはオススメの国です。
イギリスの大学の選び方!
いざイギリスに留学しようと思っても、どこの大学にしようか迷いますよね。 大学の選び方としては、主に5つあります。
- ファウンデーションコースがあるか
- 大学の立地
- 大学の規模やカリキュラム
- 学費、生活費
- 留学生の数、日本人が多いか
イギリスの大学は、一括で願書を大学へ提出する「UCAS」を採用しています。このUCASは、一度に5校まで出願できますよ。 これからご紹介する選び方を参考に、行きたい大学をいくつか選んでみましょう。
ファウンデーションコースがあるか、入学可能学部か
イギリスには「ファウンデーションコース」という大学に進学するためのコースがあります。基本的に、日本の高校を卒業してそのままイギリスの大学へ入学することはできません。
イギリスでは、17歳から18歳の2年間で共通試験のA-LevelまたはIB(国際バカロレア)を取得します。大学に進学するためにはこのどちらかの資格が必要となるのです。
A-LevelまたはIB(国際バカロレア)の資格を持っていない人は、ファウンデーションコースを受講する必要があります。
なかには、ファウンデーションコースが大学に付属している学校もありますよ。よい成績を修めていれば、そのまま大学に進学できることも。
大学に付属しているファウンデーションコースは、受講中に大学の設備を使えるところもあります。行きたい大学が決まっているのであれば、その大学に付属している学校を選ぶのもよいですよ。
ファウンデーションコースを卒業していても、難関学部の場合はIB(国際バカロレア)を持っていないと入れない学校もあります。そのため行きたい大学から逆算して考えることをオススメします。
大学の立地
みなさんは大学に通いやすい場所にお住まいになると思います。地域によっては風土や街並みが異なるため、自分が住みやすいと思う地域から大学を考えることをオススメします。 都会に住みたいのであれば、首都ロンドン。 治安がよく、自然にも触れられる場所がよければ、ケンブリッジやオックスフォード。 勉強もしつつリゾート気分を味わいたい方はブライトンやボーンマスなど、多くの選択肢があります。 イギリスの土地事情を調べてから大学を選ぶのもオススメです。住む場所によって住居費も変わってきますのでその点も考慮してみてください。郊外の方が当然安くなります。
大学の規模やカリキュラム
勉強のために留学するのであれば、大学の規模やカリキュラムにも注目してみてください。 大学で「何が学べるのか」、「自分がやりたいことはできるのか」を考えましょう。 入学してから「自分が勉強したかったことができなかった」となっては残念ですよね。事前にどういう授業があるのか、ホームページ等で調べられますのでチェックしてみるとよいですよ。特に学びたいことが定まっていない方は、幅広い学問が学べる大学を選ぶとよいでしょう。
学費は大学によって違う
大学によって、学費は異なります。学費が安い大学は年間250万程度、高いところだと500万程度です。世界の大学ランキング上位の大学は、学費も高額になっています。 イギリスの大学のよい点は、学費が安い大学でも教育のレベルが高いところ。大学生活は3年ありますし、自分が学費をどのくらい捻出できるかを計算して大学を決めてもよいですよ。 大学の学費以外には、ファウンデーションコース1年間の受講費(約200万弱)や住居費、生活費、海外保険料(年間約25万程度)、渡航費(片道約10万程度)などがかかります。 住む地域によって住居費や生活費は異なるので、そこも考慮していきましょう。当然、大学が都会になるほどトータルの費用は高くなります。 留学中にトラブルはつきものです。もしもの際にも対応できるよう、お金はしっかりと用意しておきたいですね。
大学に留学生は多い?
留学生活を送る上で、意外と大事になるのが留学生の割合です。どのくらい留学生がいるのか、確認しておきましょう。 自分の英語力を高めたい意識が強い方は留学生、とくに日本人が少ない学校がよいでしょう。反対に同じ境遇にある人と助け合って生活したい場合や、初めての留学に不安を覚えている方は留学生や日本人が多くいる学校をオススメします。 最初は携帯の契約や銀行口座の開設などわからないことばかり。ゆくゆくは現地の友人を作るにしても、留学当初は助けてくれる人や、苦労を分かち合える人がいた方が安心なこともあります。
イギリス留学を失敗しないために
大学への留学は、一生に一度の経験となることでしょう。せっかくのイギリス留学を失敗・後悔の多いものにさせないように、しっかりと考えて大学を選ぶことをオススメします。 イギリスの大学は日本の大学とは違い、グループワークやディスカッションなど自分で考えて発表する授業が多いです。ファウンデーションコースでもそれは学べますが、日本にいるうちから対策しておくに越したことはないですよ。 スピーキングなど、英語力を伸ばすためにネイティブの先生によるオンライン授業を受講することもオススメです。 留学に関する不安なことも相談できますよ。 スピーキングは日本にいてもなかなか鍛えられるものではありません。ネイティブの人と話せる環境をつくり、実践的に英語を話していきましょう。 まずはご相談だけでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。留学がよりよいものになるよう、あなたの英語をサポートします。
大学進学準備、英語試験・アカデミック英語対策の塾・予備校をお探しなら 『ケドテック』 にご相談ください
各種英語試験対策やアカデミック英語対策の受講相談・お申込、お問合せはこちら。