「子どもには海外でのびのびと勉強して欲しい」 「英語を身につけて、将来国際的な人材になって欲しい」 そう思っている方には、カナダのボーディングスクールがオススメです。
ボーディングスクールとは全寮制の学校のこと。 子どもたちは、青春時代をいろいろな国籍を持った友人たちと共に過ごします。 まさに、国際的な感覚をもった人材になるにはピッタリな環境です。 この記事ではカナダのボーディングスクールの特徴や留学費用など、ボーディングスクールに通うために必要な情報をご紹介します。 お子さんのカナダ留学を検討されている方はぜひご覧ください。
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目次
カナダは自然豊かで教育水準が高い国
カナダは北アメリカ大陸にある自然豊かな国です。 カナダといえば、ナイアガラの滝やオーロラなどが有名ですよね。 そして実は、カナダは教育水準が高い国なのです。 教育水準が高い国ランキングでは、アメリカ、イギリス、ドイツの次に高い4位に位置しています。 自然が豊かで、教育水準が高いという点で大変魅力的な国です。
ボーディングスクールとは全寮制学校のこと
ボーディングスクールとは、全寮制の学校のことをいいます。 日本でいう小学校や中学校、中高一貫のように年齢によって段階的に学校が分かれています。 5歳前後から大学に進学する前の18歳までがボーディングスクールに通える年齢です。 教師も子どもたちと一緒に寮に住むため、小さいうちからでも安心して預けられます。 子どもが協調性や自立性を身につけるのにはオススメの環境です。
カナダのボーディングスクールの特徴
世界にあるボーディングスクールの中で、カナダのボーディングスクールがオススメな点を3つご紹介します。
1.わかりやすい英語
カナダの人々は、比較的キレイでわかりやすい英語を話します。 スラングやクセの強い英語は、理解するのに時間がかかってしまいます。 せっかくならきちんとした英語を身につけてほしいですよね。 将来子どもにクセのないキレイな英語を話して欲しい方にオススメです。
2.良質な教育が受けられる
カナダは世界で4位の教育水準が高い国(外部リンク:Best Countries for Educationより)です。 教育は州ごとに独自のカリキュラムが定められていますが、卒業後はアメリカの大学にも進学できます。
3.多民族国家のため溶け込みやすい
カナダは、200以上の民族が暮らす多民族国家です。(外務省:カナダ) カナダは多文化主義政策をとっており、民族や人種の多様性を尊重し、すべての人が平等に社会参加できるような国づくりを目指しています。 さまざまな背景を持った人々が共存している社会のため、日本人も溶け込みやすい環境といえます。
カナダのボーディングスクールをご紹介
カナダにあるボーディングスクールの一部をご紹介します。 ボーディングスクールによって、その特徴はさまざまです。 希望の地域や、学びたい学問、やりたいスポーツができる学校を選びましょう。
学校名 | 学校名 |
---|---|
Appleby College (アップルビー・カレッジ) | オンタリオ州、トロントから車で30分。歴史ある町並みが立ち並ぶ場所にある。 ESL※あり。 |
Albert College (アルバート・カレッジ) | オンタリオ州。1837年に設立されたカナダ最古の歴史ある学校。 教師の助けも手厚く、レベル別のESLが用意されている。アットホームな環境。 |
Bodwell High School (ボッドウェル・ハイスクール) | ブリティッシュコロンビア州。1991年に設立。基礎から学び、大学進学させることを目指している。ESLの授業も充実しており、留学生が多い学校。 |
Lakefield College School (レークフィールド・カレッジスクール) | オンタリオ州。トロントから車で1時間30分前後。 カナダの中でも進学校。充実した施設と広大な自然が魅力。 |
Pickering College (ピカリン・カレッジ) | オンタリオ州。1842年に設立された歴史ある伝統校。スポーツに力をいれており、充実した設備が魅力。 |
Stanstead College (スタンステッド・カレッジ) | ケベック州。生徒数は200名程度だが、カナダ最大の広さのキャンパスを持つ。 自然豊かな環境で勉強やスポーツができる。大学への進学率も高い。 |
St Michaels University School (セントマイケルズ・ユニバーシティ・スクール) | ブリティッシュコロンビア州。バンクーバー島に位置する。900名以上の学生が在籍するが、授業は1クラス11名程度。ESLコースも充実しており、英語に自信がなくとも鍛えることができる。 |
カナダのボーディングスクールにかかる費用
カナダのボーディングスクールに通うためにはいくらかかるのか、あくまで一例ですがご紹介します。
学費(寮費・食事代含む)
学費は通う学校にもよりますが、年間300万円〜600万円ほどかかります。(1カナダドル100円で計算) 奨学金を使えばもっと安くできますが、受給できる確証はありません。 奨学金が受給できるかどうかは、合格通知と共に知らされることが多いのです。 せっかく合格できたのに、奨学金が受給できなかったから諦めるなんてことがないようにしたいですね。
長期休暇中の滞在費
長期休暇中は寮に滞在できないことが多いです。 6月〜8月と長期間を別の場所に滞在する必要があるかもしれません。その間に日本に帰国するのか、住まいを探すのか考えておきましょう。 帰国するのであれば、往復の航空券が必要となります。
その他費用(生活費・渡航費など)
その他費用で、カナダでの生活費や渡航費、ビザ申請費用や入学に関わる費用がかかります。何があっても対応できるようにお金は用意しておきましょう。 30〜50万円くらいは余裕を持っていた方がよいと思います。
ボーディングスクールに入学し通うために必要な事
ボーディングスクールに入学するためには、どのような書類が必要になり、どのような試験を受けるのか、ご説明します。
1.出願に必要な書類
通う学校にもよりますが、よく求められるのは以下の4つです。
- 成績証明書
- 本人の作文
- TOEFLスコア
- 学校からの推薦状
難易度が高い学校は、SSAT(全米統一の学力試験)のスコアを求める場合もあります。 またその他に優れた実績(芸術やスポーツ)があれば、それを証明できるものを提出してください。 英語力が足りなくても、その他の実績で評価してくれる学校もありますよ。
2.入学試験
入学試験で多いのは、以下の3つです。
- 英語
- 数学
- 面接
現地にて受験しますが、学校によっては大使館などでの受験も可能なこともありますよ。
3.必要な英語のレベル
入学にあたって求められる英語のレベルはTOEFL65点以上です。 ELTという英語を母国語としない生徒を対象とした授業がない学校の場合はさらに厳しく、80点以上が必要になります。 カナダへ留学する前に、英語力を育てるに越したことはありません。 行く前から英語の読む、書く、聞く、話すができるようにしておくことをオススメします。
カナダのボーディングスクールでの経験を豊かにするためには英語力が必須!
カナダのボーディングスクールの特徴や、入学に際して必要になる書類や英語力についてご紹介しました。 留学の成果を高めるためには、渡航前に英語力を鍛えておくことが必要になります。 あらかじめ聞く、話すを含めた英語4技能を鍛えておけば、他の学生とも仲良くなりやすく、授業にもついていきやすくなります。
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