デジタルSAT(The Digital SAT)が2023年より実施されました。
これまでの紙ベースのSATと何が変わり、何が変わっていないのか?
試験の内容や難易度、スコアやその出し方などに変更はあるのか?
対策はどのようにすればよいのか?
この記事ではデジタルSATの最新の情報をお伝えします。
デジタルSAT(The Digital SAT)の詳しい内容とMock Testが公開されました。詳しくはこちらの速報ページをご覧ください。
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目次
旧SATとデジタルSATを徹底比較
まず以前のSATとデジタルSATの試験詳細を比較してみましょう。
2022年までの旧SAT(紙ベース):試験時間180分 1600点満点
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科目 | 問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
Section 1 | Reading | 52問 | 65分 |
Section 2 | Writing and Language | 44問 | 35分 |
Section 3 | Math (計算機無し) | 20問 | 25分 |
Section 4 | Math (計算機あり) | 38問 | 55分 |
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配点 | 配点 |
---|---|
Reading、Writing and Language | 800点 |
Math | 800点 |
2023年から実施されるデジタルSAT:試験時間134分 1600点満点
Section 1
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科目 | 問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
Module 1 | Reading and Writing | 25問 + 事前テスト2問 | 32分 |
Module 2 | Reading and Writing | 25問 + 事前テスト2問 | 32分 |
Section 2
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科目 | 問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
Module 1 | Math | 20問 + 事前テスト2問 | 35分 |
Module 2 | Math | 20問 + 事前テスト2問 | 35分 |
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配点 | 配点 |
---|---|
Reading and Writing | 800点 |
Math | 800点 |
デジタルSATは以前のSATと比較して以下のような特徴があります。
- デジタルSATの試験時間は1/3ほど短くなりました
- 配点は全く同じですが、セクションは2つになりました
- 試験はAdaptive Design Testになり、Module1の出来次第でModule2で出題される問題が変化します
- Readingの文章が短くなり、短文1つに対して1つの問題という組み合わせで出題されます
デジタルSATではModule1の出来が良くないとModule2で出題される問題がやさしくなりますが、その分高いスコアが出なくなると予想されます。 SATの申込方法についてはこちらの記事で解説しています。 ☞ 【最新SAT対策情報】SAT試験とは?試験概要~申込方法まで徹底解説
デジタルSATの試験内容は?練習問題が公開されています。
College Boardでは、2022年秋にフルサイズの練習問題4回分が発表されました(2024年度現在は6回分が公開されています)。
また「BluebookTM」というアプリを使った練習問題もリリースされています。
これらの問題は公式サイトで無料で入手、利用することができますが、事前にアカウント登録が必要になります。
「BluebookTM」については以下のページで詳しく解説しています。
「【速報版:最新SAT対策情報】デジタルSATの詳しい問題内容や練習問題が公式サイトでリリースされました。」
SATの公式サイトはこちら
デジタルSATに対応できるようしっかりと準備をする
デジタルSATは全てコンピュータを使ってWeb上で回答する試験です。
操作については慣れが必要ですので、これまでに紹介してきました「BluebookTM」を使って操作方法を理解し、本試験をスムースに行えるようしっかりと準備しましょう。
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