オセアニア地域に分類されるオーストラリアやニュージーランドは、日本からそう遠くない距離にある英語圏の国々です。温暖な気候で過ごしやすく、日本人や親日家も多いため、留学がはじめての方にも優しい環境となっています。 日本との時差は1時間から2時間程度と、それほど差がないのも嬉しいポイントですよね。 今回はオーストラリアやニュージーランドの大学へ留学を考えている方に向けて、大学を選ぶ際に気にしたいことをご紹介しますよ。 後悔しない留学生活を送りたい方は、ぜひご覧ください。
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目次
オーストラリア・ニュージーランドの大学がオススメな理由
オーストラリアとニュージーランドそれぞれの大学への留学がオススメな理由をご紹介します。
1. オーストラリア
オーストラリアは世界的に見ても教育水準の高い国です。43の大学がオーストラリアにはありますが、そのうちの6校が世界トップ100の大学に名を連ねています。 レベルの高い教育を受けたい方にオーストラリアはオススメです。 また、オーストラリアは親日家も多く治安も比較的よいため、生活しやすい国となっています。多文化主義をとっていることもあり、それぞれの国の文化など多様性も学ぶことができます。 日本との時差も1時間から2時間程度のため、留学しやすい国となっています。
2. ニュージーランド
ニュージーランドはオーストラリアの右下にある島国です。日本の4分の3ほどの国土を持っています。ニュージーランドは太平洋に浮かぶ国ですが、国家元首はイギリス女王。学校の制度等はイギリスの様式が採用されています。 ニュージーランドは流れる時間がゆっくりと感じられる環境で、自然も豊か。 国民も心優しくほがらかな人が多いです。のんびりとした環境で学びたい方にピッタリですよ。また、物価が安めなのも嬉しいポイントです。
オーストラリア・ニュージーランドの大学に入る方法
オーストラリアやニュージーランドは、どちらもイギリス式の大学制度を採用しています。大学は3年制で、入学可否は書類審査のみで判断されますよ。どちらも大学1年次から専門的な授業がはじまります。 入学の方法としては主に以下の3つがあります。
- ファウンデーションコース(大学進学準備)を受講し、大学に進学
- TAFE(専門学校)に入学し大学編入 ※オーストラリアのみ TAFEのリストはこちら
- 大学に直接入学
一般的なのは、ファウンデーションコースに入学して基礎を固めてから大学へ進学する方法です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
オーストラリア・ニュージーランドの大学の選び方!
オーストラリア・ニュージーランドの大学の選び方をご紹介します。以下の点を考慮し、行きたい大学を考えてみてくださいね。
- 大学の立地
- 大学の規模やカリキュラム
- 学費・生活費
- 留学生・日本人の多さ
更に詳しく説明します。
1. 大学の立地
どこの大学に進学するか決めるときに気にしたいのは、大学の立地です。 大学の立地を決めるということは、住む場所や周辺環境を選ぶことでもあります。 オーストラリアやニュージーランドは、南北東西どこに住むかによって気候が異なります。特に広大な土地を持つオーストラリアの気候の差は顕著です。 シドニーは冬も晴天の日が多く穏やかな天候がつづきますが、メルボルンは一日の中に四季があるともいわれているほど天気がコロコロと変わります。 事前に気候を調べておかないと意外と苦労しますよ。 また天気以外にも交通の便がよい場所がよければ都会、のんびりと勉学に励みたい場合は田舎など変わってきます。住む場所によって必要となる生活費も変わってきます。 どのような環境で大学生活を送りたいかや費用も考えて大学を決めていきましょう。
2. 大学の規模やカリキュラム
語学留学ではなく現地の大学へ進学するのであれば、その大学で研究したい学問が学べるのか、自分がやりたいことができるのかを確認しましょう。 行きたい大学のカリキュラムは、事前に大学のホームページでみることができます。 行きたい学部があるか、どういったことが学べるのかシラバスもあるはずですので、しっかりと確認してください。 また、できれば大学の規模もチェックするとよいですよ。生徒数が多い学校の場合、それだけ多様なバックボーンを持つ生徒が集まりますが、個々の関係性は希薄になる可能性もあります。 他国の生徒と親密な関係を築きたい方は、比較的小規模な大学を選ぶのをオススメします。 自分がどのような環境で大学生活を送りたいのか考えてみてください。
3. 学費は大学によって違う
学費は通う大学や、学部によって差があります。同じ大学でも学費は異なりますので、よく確認してみてくださいね。 たとえばメルボルン大学では人文社会科学系は年間300万程度、商学系だと年間350万程度と数十万の差がありますよ。 学費によって選択学部が変わる可能性がある方は、気にしておきたいポイントですね。 ちなみに学費が安い大学は、190万円程度からの学費となっています。 当然ですが、留学には学費以外にもかなりの費用がかかります。 航空券(往復10万程度)、生活費(年100万以上)、学生ビザや海外保険料(5万程度)とかかるお金は少なくありません。 大学は3年間で終わりますが、その前にファウンデーションコースも通うのであればさらに年額の大きいお金がかかってきます。 学生ビザでアルバイトするにしても、生活が苦しいと留学生活にも大きな影響を及ぼしますよ。自分が使えるお金を算出し、どの程度の生活ができそうかよく考えてみてくださいね。
4. 大学に留学生は多い?
意外と大事なのは、行きたい地域や大学にいる留学生や日本人の比率です。英語力向上が最大の目的の場合は、現地の学生が多い大学を選んだ方がよいですよ。 反対にはじめての海外生活で諸手続きがしっかりできるのかなど不安を抱えている方は、日本語が話せる人や同じ環境にある人が身近にいると心強いです。 携帯の契約や銀行口座の開設など、留学当初はやることがたくさんあります。1人ですべて行うのに不安を感じる方は、心強い味方を最初に作っておくことをオススメします。 英語力を素早く高めたいのであれば、英語が第一言語の人が多数いる環境に身をおいたほうがよいですし、最大限に不安を押さえたいのであれば日本人が多いところがよいです。 あなたが何を一番大事にしたいかを考えて、選んでみてくださいね。
オーストラリア・ニュージーランド留学を失敗しないために
オーストラリアまたはニュージーランドへの留学を考えている方向けに、大学の選び方をご紹介しました。 これらの国は親日家も多く、日本ともそう遠くないため留学しやすい国です。温暖な地域で自然も豊かなため、比較的のんびりとした学校生活が送れるでしょう。 オーストラリアやニュージーランドは教育水準も高く、高レベルな教育も受けられます。生活しやすい環境で、勉学に励みたい方にオススメですよ。 今回ご紹介した大学選びの方法をもとに、自分にあった大学を選んでみてくださいね。 人生の大きなイベントでもある海外留学を成功させられるよう、事前のリサーチは入念に行いましょう。 大学の授業でも通用するアカデミックな英語の習得や、大学留学に必要な英語試験対策について詳しく知りたい方は当オンラインスクールにご相談ください。 あなたの留学をサポートします。まずはご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせください。
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