お子さんを国際的な人材にしたい。幼い頃から自立させたい。 そんな方には「ボーディングスクール」がオススメです。 ボーディングスクールとは、高水準の教育を提供してくれる全寮制の私立学校のことをいいます。 なかでもオススメなのは、スイスのボーディングスクール。 イギリスの王室関係者を始めとした、世界のVIPの子息が通っています。 英語以外にもフランス語やドイツ語を学べる機会もあるため、お子さんが国際的で自立した大人になること間違いありません。 この記事では、スイスのボーディングスクールがオススメな理由や、通うために必要なことをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
スイスは国際色豊かで教育水準が高い国
スイスには数多くの湖やアルプス山脈があり、自然豊かな国です。 周囲をフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアに囲まれています。 そのため公用語がフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4つあるという特殊な環境にあります。 英語以外の言語も身につけさせたいと思う方には、良い環境です。 永世中立国のスイスには、国連を始めとした多くの国際機関があります。 世界各国の駐在員も住んでいるため、多様性を身につけるのに適していますよ。 世界125ヶ国以上の大学が入学資格として認めている国際バカロレア式を採用しており、卒業後は世界各国の大学に入学できる機会もあります。 お子さんに自然豊かな環境で育ってもらいたい方や、世界で活躍できる人材になって欲しい方にオススメの国です。
ボーディングスクールとは?
ボーディングスクールとは、全寮制の私立学校のことです。 対象年齢はスクールにもよりますが、4歳〜18歳までと幅広いのが特徴。 子どもたちは、幼い頃からいろいろな国籍を持つ仲間たちと寝食をともにします。仲間たちと協力し、自分のことは自分で行う環境のため、自立性も身につきますよ。そして一緒に生活した友人は、一生ものの存在となること間違いありません。 まさにお子さんを国際的な人材にしたい、自立してもらいたいと思う方にはピッタリな環境ですね。
スイスのボーディングスクールがオススメな理由
ボーディングスクールに入学するならスイスがオススメな理由をご紹介します。
1.国際色豊か
スイスは、周りをフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアに囲まれている国です。国連やオリンピック委員会など、国際的な機関も多く存在します。そのため、周辺国から訪れる人が多いのです。 国際的な人材になりやすい環境ともいえますね。
2.教育水準が高い
スイスには、バカロレア資格を取得できる学校が多いです。 少人数教育も浸透しており、生徒一人ひとりをしっかりと見てくれる環境が整っています。 世界の大学の格付けランキングにも教育水準の高さがあらわれており、8位と14位にスイスの大学の名前があります。 個別教育でしっかりと見て欲しい方や、将来海外の大学に進学したいお子さんには合っていると思います。
3.多言語に触れることができる
スイスには、フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロマンシュ語の4つの公用語があります。 これは、地域によって使われている言語が異なるためです。 一つの国にいるだけで、多くの言語に触れることができるのは良い環境ですね。 もちろん、学校では英語での授業もあります。 通うボーディングスクールによって何語で授業を教わるかが異なりますので、気にして選んでみてくださいね。
4.世界各国の有名人の子息が通う
スイスのボーディングスクールには、世界の王族の子孫や有名人の子息が通うことでも有名です。 モナコ公国大公や、ベルギー国王。王室以外にも、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんの息子さんも通われていました。 日本人では、世界的デザイナー森英恵さんの息子さんや、樹木希林さんのお孫さんが通っていました。 スクールの卒業生が世界に羽ばたいたあとも交流は続くため、必然と世界中に横の繋がりが生まれることになります。
スイスにあるボーディングスクールのそれぞれの特徴
スイスにあるボーディングスクールを一部抜粋して特徴を表にまとめました。 それぞれの特徴をみて、お子さんがどこに適しているのか考えてみてくださいね。
スクロールできます
学校名 | 学校名 |
---|---|
ル・ロゼ Le Rosey | スイス最古。1クラス6名の少数教育。多くの王族や有名人が集まる。 |
エイグロン・カレッジ Aiglon College | 教育水準が高く、難関大学に進学する生徒が多い。9歳から18歳まで約60ヶ国の生徒が学んでいる。 |
レザンアメリカンスクール Leysin American School | 他のスクールよりも入学試験で英語力は求められない。日本と同じ4月入学を採用。 |
ローゼンベルク Rosenberg | 生徒数は300弱と小規模。実社会に役立つ授業を行っている。 |
ジョンFケネディーインターナショナル John F. Kennedy International School | 生徒数は100名弱とかなりの小規模。英語とフランス語で授業を行う。4歳から入学可能。 |
セント・ジョージズ St. George’s International School | イギリス式の教育が学べる。イギリスのスポーツや文化、マナーなどを教えている。 |
他にも女性のみなど、多くのボーディングスクールがスイスにはあります。 英語重視なのか、フランス語も学びたいのか。それとも自然豊かな環境を優先するのかなどでも選択は変わってきます。 何を重視するのかを考えて、ボーディングスクールを選んでみてください。
スイスのボーディングスクールにかかる費用
スイスのボーディングスクールにお子さんを通わせるのに、どのくらいの費用がかかるのか、気になりますよね。 通うボーディングスクールにもよりますが、参考までにご覧ください。
学費
学費は、通うボーディングスクールによって変わります。 最も高いのはル・ロゼで1タームCHF44,000、年間3タームでCHF132,000(1スイスフラン133円で計算すると約1,755万円)です。マンションが買えてしまいそうな金額ですね。 2022年現在の為替レートで考えると平均的な金額でもCHF80,000前後(1000万円前後)とかなり高額になります。 居住費も学費に含まれているため、より高くなっています。 人や自然、教育など恵まれた環境をお金で買うため、仕方がないのかもしれません。
生活費
スイスは世界の中でも物価が高い国です。 その分国民への社会保障が手厚く、最低賃金も高いのですが日本から留学するのみでは恩恵に預かれませんね。 居住費や食費も学費に含まれるため、生活費についてはさほど気にする必要はないかと思います。 夏休みの間にお子さんが帰国したり、親御さんが旅行したりするのであれば、その渡航費や滞在費がかかります。 あとは、仕送りの荷物や郵便。国際便はダンボールで1回送るのに数千円はかかります。
渡航費
渡航費は、時期にもよりますが1人往復16万円ほどです。 家族も同行する場合は、1人につき同じくらいかかります。 格安飛行機を利用する手もありますが、快適に渡航するには飛行機の質を選んだほうが良いと思います。 日本からスイスまで13時間半。長時間乗るので、格安飛行機だと現地に着く前に疲れてしまう可能性がありますよ。
ボーディングスクールに通うためには?
ボーディングスクールに入学するために必要な書類や、語学力についてご紹介します。
1.必要な書類
入学試験に必要な書類は下記の通りです。
- 成績証明書
- 推薦状
- パスポート
書類は英語のものを用意してください。
2.入学試験を通過する
ボーディングスクールに通うためには、入学試験を突破しなければいけません。スクールにもよりますが、オンラインで書類選考、現地でテスト受験が定番です。場合によってはWeb面談も可能なようです。 またある程度の英語力が求められます。
ル・ロゼの場合(アドミッションページ(外部リンク))
入学試験
親の情報を入力すると担当者から連絡がくる
担当者にお子さんのプロフィールを共有します。
入学試験
申請書に記入
お子さんの性格や将来の夢、学業上の目標を記入します。
入学試験
入学担当から連絡がくる
入学試験と面接のスケジュールが共有されます。
入学試験
試験について
試験は、数学と英語、現地での学長面接です。 書くことと話すことが求められます。
その年に応募して不合格となった場合でも、また次年度に応募することができます。 1年間スポーツや趣味、英語力を伸ばして再チャレンジしましょう。 ル・ロゼのホームページにも記載がありますが、入学の可能性を高めるのに必要なのは9月の始めに応募すること。 少しでも可能性を高めるためにも、準備して9月には申し込むようにしましょうね。
3.必要な英語力
お子さんの年齢にもよりますが、高校生くらいであればTOEFL80点以上といわれています。英検でいうと準一級程度で、大学のレポートも書けるレベルです。
小学生、中学生であればさほど英語力はもとめられません。
しかし留学生活を豊かにするためには、日本にいる間から語学力を身につけておくことが重要。英語のレベルをあげておけば授業を早くから理解できますし、友人もできやすいです。
同じ留学期間でも最初から英語が話せるのとそうでないのでは、成果に差が生まれます。
英語力は高めておいて損がありません。
ボーディングスクールに入学するには英語力が必要
この記事ではスイスのボーディングスクールについて、ご紹介しました。 国際的な人材を自然豊かな環境で育てるなら、スイスのボーディングスクールは最適です。 スクールに入るには、入学試験で英語力が求められます。 語学でお子さんに学校生活を苦労させないためにも、入学前に英語力を鍛えておきましょう。
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